こんにちは! 株式会社ミノルです。
弊社は昭和61年の創業以来、弱電工事の専門業者として、茨城県水戸市を拠点に活動してまいりました。
7月7日は七夕ですね
7月7日は七夕です。織姫と彦星のお話は広く知られ、幼稚園・保育園や小学校などでは七夕飾りを作ったり、短冊に願い事を書いたりしますね。商店街などで「七夕まつり」を行う地域もたくさんあります。
ところで、おそらく日本で一番有名な七夕まつりであると思われる「仙台七夕まつり」は、例年8月6~8日の開催です(2020年は中止が決まっています)。
「七夕なのに8月?」と思われるかもしれませんが、これは旧暦と新暦の関係によります。
8月に七夕まつりが行われる理由と背景
もともと七夕が祀られたのは旧暦7月7日の夜です。古来日本で暦を考える際に用いられていた陰陽五行説では、旧暦7~9月は「秋」ですので、七夕は初秋の行事と思われていたことになります。
旧暦と新暦は、およそ1か月から1か月半、ずれがあります。
例えば、新暦での2020年の7月7日は、旧暦では5月17日に当たります。逆に、今年の旧暦7月7日は、8月25日です。8月25日ならば「初秋」というイメージでもおかしくありません。
なお、旧暦7月の行事と言えばお盆(旧暦7月15日前後)もあります。明治の改暦(新暦導入)後、お盆や七夕は少しでも旧暦の季節感に近づけるために月遅れで行う地域が多かったようです(七夕は8月7日、お盆は8月15日前後)。
仙台をはじめ、七夕まつりは8月に行う地域もたくさんありますが、それはこういったことが理由なのですね。
さて、今年の七夕は、皆さまは何を願われますか?